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人を好きになる理由と付き合う目的4つのパターン

「どうして付き合っているの?」と質問されて、論理的に説明できる人は少数です。「一緒にいて楽しいから」と答える人も多いですが、付き合う理由の説明になっていない、と思います。「人を好きになるのに理由なんかいらない」と開き直ることもできますが、自分が他人に惹かれてしまうパターンを理解することで、恋愛で失敗するリスクを抑えることができます。

本記事では、異性と付き合う理由、好きになるメカニズムをいくつかに分類して紹介しています。「いつも変な人と付き合ってしまう」という方は参考にしてみてください。

Sumie
なんだかんだ言って、近場で相手を見つける人が多い気がします。車とか服とかもそうだけど、自分が見たものから一番マシなものを選んで、「好きだ」って言ってるみたいに思います。
Yuta
自己評価が低い人は、人を好きになりやすいです。どんな人でも、仕事とか恋愛で失敗をして自信を失っているときは、ちょっと優しくされると好きになりやすいです。



好きな人と付き合いたいと思う理由

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「付き合う」という口約束に意味はあるのか、というそもそもの疑問もありますが、それはさておき、人が好きな人を身近に置いておきたいと考えるのはなぜか、ということを考えてみようと思います。パッと思いつくのは、次のようなパターンです。

上記のうち、複数に該当するのが一般的だと思います。ただ、どこに重きを置いているかは各々で違います。また、付き合う理由を逆転させると、今度は別れる理由になるので、そういった意味でも自分や相手の傾向を把握しておくことは大切だと思います。

性的欲求を満たすため

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性欲は、人間の数を増やすためには不可欠ですので、基本的にみんなに備わっています。しかし、誰かれ構わずカラダの関係を持ってしまうと、望まない妊娠や病気、周囲から「不誠実な人物」と思われるなどのリスクがあるため、「付き合っている相手としか性的な関係は持っていけない」とルールがなんとなく決まっています。

昔は、結婚していない男女が性的な関係を持つことも「不純」と思われていました。「純潔」と辞書で引くと、配偶者以外と性的関係がない状態、と書かれています。つまり、「付き合ってるからセーフ」というのは、明確な理屈があるわけではなく、そう考えている人が現在周りに多い、というだけです。

話が逸れましたが、周囲から「不純」「不誠実」と思われずに性的欲求を満たすためには、付き合うという手段が現在は有効だ、ということです。性的関係を断られたり、恋人以外の異性と性的関係を結ぶことができるようになったりすると、付き合いを続ける理由がなくなり、別れるという結果になるかもしれません。

Yuta
軽い女は女性からも嫌われるけど、ナンパがうまい男は、なぜか男性から尊敬される、と不満を書いている人がいました。男性によると思います。
Sumie
多かれ少なかれ、みんなこれに当てはまるんじゃないかと思います。ただ、カラダだけが目的で付き合ってるなら、やっぱり他にいい人が現れたときに、あっさり別れちゃいますよね。

自己評価を高めるため

人はみんな、自己評価を高めたいという欲求を持っています。通常、自分で決めた目標を達成したり、他人から褒められたり、感謝されたりする経験を通して、徐々に自分の価値を認められるようになります。

自分に自信がない人は、自分を必要としてくれる人に弱いようです。お金やカラダが目的だとわかっていても、自分を好きだと言ってくれる人がいると依存して、不幸な恋愛を繰り返したりしています。

また、普段は自己評価が高くても、受験で失敗したり、好きな人にフラれた直後など、自信を一時的に喪失してしまうことは誰にでもあります。そういうタイミングで誰かに優しくされると、いつもより簡単に相手を好きになってしまいます。

自分を褒めてくれる人を好きになったり、周囲から羨まれるような有名人と付き合いたいと思うのも、やはり自己肯定感を得るため、と分析することができそうです。こういうタイプは、自分の調子が良いときは恋愛がおざなりになったり、もっと褒めてくれる人、もっとすごい人と出会うと、気持ちが冷めるかもしれません。

Yuta
共依存といって、相手がダメな奴だとわかっていても、「自分しかわかってあげられない」と思い込んで、別れられないこともよくあります。出会いに恵まれない人とか、自信がない人に多いと思います。
Sumie
男性から求められることが女の価値だと思ってる人もいますね。そういう人は何度もダメ男にひっかかるので、注意したほうがいいと思います。

自分自身の成長のため

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この人と一緒にいると勉強になる、と考えて、付き合いたいと思うこともよくあります。たとえば、若者が年上の異性に憧れたりするのは、このメカニズムだと思います。恋人の好きなところをきかれて、「自分にないものを持っている」と答える人は、この傾向が強いように思います。向上心の強い人です。

人間関係において、他人の考えを尊重するのは大切なことです。この気持ちがなければ、意見が食い違うたびにストレスになりますが、相手のことを尊敬していれば、違う意見を知ることができて有益だ、と考えられるようになります。

しかし、相手の優れているところをすべて吸収した後も、尊敬の気持ちを維持できるか、という点が問題になります。年上に憧れて付き合っても、時間が経てば年上のアドバンテージはほぼなくなります。追われる側は、追う側以上の速度で成長し続けなければならないことになり、これは非常に難しいことです。

Yuta
お互いを尊敬するのは大事なことですけど、尊敬できなくなったときに、良好な関係が続けられるかが問題ですよね。経験豊富な年上の恋人も、結婚して何年もすれば、学ぶところもなくなって、衰えが目立つようになります。
Sumie
こういう常に成長していないと落ち着かないタイプは、もっと刺激的な人が現れたら、すぐに気持ちが移っちゃう気がします。どうすれば付き合い続けられるのか、難しいですね。

自分に足りないものを補うため

片方が金を稼いで、もう片方は家事を担当する、というように、お互いの長所を活かして、相手の欠点を補う、という考え方です。さきほどの例は、いわば師匠と弟子のような関係でしたが、これはパートナーと呼ぶにふさわしい関係性といえるかもしれません。

想像ですが、恋愛結婚ではなく、お見合いや婚活を通じて結婚した場合、こういった相補的な関係になりやすいように思います。感情よりも理性を優先させた結果なので、ときめきが少ない代わりに、失敗も少ないはずです。ただ、刺激を求めて浮気に走る、という可能性もなきにしもあらずです。

お金目的の恋愛なども、もしかするとこれに該当するかもしれません。自分ひとりでは体験できないセレブな生活も、相手が資産家であれば実現できます。代わりに、自分は若さを提供する、という分担です。しかし、お金や若さはいつか失ってしまうかもしれません。そうなったとき、この関係は破綻する確率が高いです。

Yuta
情熱的な恋愛より、冷めた頭で客観的に相手を選んだほうが、長続きするのではないかと思います。もちろん、長続きすることが恋愛の唯一の価値というわけではないですが。

人を好きになるメカニズム

「好き」と辞書で引くと、心が引きつけられること、気持ちがぴったり合うさま、と書かれていましたが、まったく意味がわかりません。こんなことを書くのは野暮ですが、やはり、人間の数を増やすため、出産のリスクや子育てのコストを受け入れるために脳が引き起こす錯覚が、「好き」という感情だと思います。

人を好きになるメカニズムをまとめると、次のようになります。

  1. ドキドキさせられたから
  2. 自己評価が低いから
  3. 頼まれごとをしたから
  4. 自分と似ているから
  5. どこか秀でた部分があったから
  6. 好きだと言われたから
  7. 自分と釣り合っているから
  8. 何度も会っているから
  9. 秘密を打ち明けられたから

上記のようなきっかけによって、脳が錯覚を起こす、と覚えておくと、変な相手に騙されずに済むようになるかもしれません。

ドキドキさせられたから

その人のことが好きでなくても、たとえば、揺れる吊り橋の上でドキドキしているときに異性と会うと、「ドキドキしているのは、この人のことが好きだからだ」と脳は錯覚しやすいそうです。これは吊り橋効果といわれるもので、有名です。

恋愛に奥手な人は、異性に顔を近づけられたり、ボディタッチをされることに慣れていないので、すぐにドキドキして、「これは恋だ」と思い込みやすいのではないかと思います。こういった恋愛は長続きしない、というデータもあるようです。

Yuta
中学生の頃は、こういう恋愛が多いように思います。ほとんど話したことがなくても、顔や声だけで好きになったりする同級生が多かったです。
Sumie
子供の恋愛は、本当の恋愛じゃないとかってよく言いますけど、大人だからって清い恋愛をしてるわけじゃないですよね。

自己評価が低いから

付き合う理由にも書きましたが、失敗して自信を失っているときというのは、相対的に他人の評価が高くなっているので、近くにいる人のことを好きになりやすい状態といえます。

仕事や受験の失敗を慰めてくれたり、人間関係の悩みの相談に乗ってくれる人のことを好きになりやすいのは、このメカニズムです。片思いの恋愛をするなら、相手がうまくいっていないときを狙ってアプローチするのが効果的です。

頼まれごとをしたから

仕事を頼まれて、誰かのために働いていると、「自分は相手のことが好きだから、これだけ働いているんだ」と錯覚しやすいことが知られています。嫌いな人のために、わざわざ働くはずはないので、脳は矛盾を解消するためにこういった反応をします。

ちなみに、このように自分の気持ちと行動が矛盾することを不快に感じることを認知的不協和と呼びます。自分でなんでもこなしてしまう人より、「お願い、助けて」と周囲に頼れる人のほうがモテやすいのは、そのせいかもしれません。

Yuta
何度も頼られると、自分も気軽に頼っていいんだ、と思えるので、親密な関係になりやすいですよね。あと、黙々と仕事をする人より、雑談をしながら働く人のほうが、親密になりやすいです。
Sumie
私はなんでも他人に頼るから、後輩も話しやすいと思うみたいで、まえの職場でも伝言係みたいになってました。私にきかれてもわからないから、私も先輩にきいて確認してましたよ。

自分と似ているから

共通の趣味、考え方が近いといった類似点があると、恋愛に発展する確率が高くなります。このとき、共通する趣味はひとつでもいいので、お互いに深く理解していることが大切なようです。ですので、多趣味ならモテる、というわけではありません。

好みが近いことは、一緒に活動する上では大切なことかもしれません。たとえば、何を食べるか決めるときも、どこで遊ぶか決めるときも、デートの頻度を決めるときも、考え方が近ければ、お互いに妥協する頻度が少なくて済むように思います。

Yuta
逆に、妥協する習慣がないので、ちょっとした違いを許せなくなるかもしれませんね。自分と似たタイプを好きになりやすい人は、意見がかみ合わなくてもやっていけるか、早い段階で検証したほうがいいと思います。
Sumie
私は自分みたいにふざけてる人は嫌だけど、会いたい頻度とかが違うと付き合っていて大変かもしれませんね。

どこか秀でた部分があったから

美人を見ると、この人物はきっと性格や能力も優れている、と人は思い込みやすいようです。相手の評価を一貫させたい、という傾向です。このように、ひとつの長所が全体の印象に影響することをハロー効果と呼びます。

美人に弱い、高学歴に弱いなどの自覚がある人は、付き合うときは慎重になったほうがいいかもしれません。また、こういった思い込みをする人は、マイノリティに対する偏見や差別を生みやすい傾向があるので、注意が必要です。

好きだと言われたから

好意の返報性といって、相手から好意を示されると、自分も好きになってしまう傾向が人にはあります。たとえば、相手からお土産をもらうと、自分も何か返したいという気持ちになります。

押しに弱い女性も多いですが、何度もアプローチされるうちに好きになった、というときは、その気持ちが錯覚でないか検証したほうがいいかもしれません。

自分と釣り合っているから

複数のカップルを集めて、その男女の容姿に点数をつける、という実験があります。すると、美男は美女とカップルになり、普通の男子は普通の女子とカップルになる傾向があることが明らかになったそうです。これをマッチング仮説といいます。

しかし、美女と野獣カップルと呼ばれるような、一見して不釣り合いなカップルも存在します。こういう場合も、たとえば経済力や優しさなど、実は容姿以外の要素で釣り合いが取れている場合が多いです。

Yuta
ブサイクが美女と付き合いたいと思うなら、勉強を頑張って高学歴を目指したり、事業で大成功して資産を築いたりすることが有効、ということですね。
Sumie
自己評価が高すぎて、理想が高くなって婚活で苦労してる人はよくいますよね。特に女性は、若いときにモテた経験があると、そのとき以上の相手を見つけるまで納得しなかったりするので大変です。

何度も会っているから

繰り返し会っているうちに、無条件にその人に好感を抱く、という現象があります。心理学では単純接触効果と呼ばれます。通勤途中の電車や職場でよく顔を合わせる人に好意を抱いてしまうのは、このせいかもしれません。

また、住んでいる距離も近いほうが恋愛に発展しやすい、といわれています。アメリカで婚約中のカップル5000組を対象に調査したところ、33%が半径5ブロック以内に住んでいること、距離が離れるほど結婚に至る確率が低いことがわかったそうです。

秘密を打ち明けられたから

毎日一緒に働いている同僚でも、事務的な会話しかしていなかったら、なかなか親密な関係にはなれません。しかし、どちらか一方が、趣味などのプライベートな話題を振れば、「こんな話をしてもいいんだ」と相手も安心して話せるようになります。

「君だから話せるんだけど」といって秘密を明かしたりすると、相手には特別な好意と解釈されます。お互いの秘密を共有すると親密な関係になりやすいので、好きな相手には自分から積極的に自己開示するといいと思います。

Yuta
僕は友達に対してもよそよそしく接する癖があります。いきなり電話をするのは迷惑だから、LINEで事前に約束をしたりとか、敬語で話したりとか。
Sumie
社交的な人は、最初に会ったときから友達みたいに接しますよね。そういうのが苦手な人もいると思いますけど、「仲良くしてくれそう」って安心感はあると思います。

まとめ

ある調査によると、パートナーの好きなところを説明できるカップルのほうが早く別れる、という結果が出たそうです。付き合う理由が明確なほど、それが失われたときに、冷めてしまうスピードも速い、ということでしょうか。

Check!

データによると、「一緒にいて楽しい」ことを魅力に挙げていた人が、「いい加減でつまらない」という理由で別れたケースが22.8%で最多。次いで、「頭がいい」が「教養のひけらかしが鼻につく」(17.1%)、「ドキドキできる」が「安心できない」(10.1%)と解釈を変え、それぞれ破局の理由になったという。【心理学】恋人を好きな理由が「わかる」方が長続きしない! 

本記事では、カップルが付き合う理由と好きになるメカニズムを紹介しました。

自分がどんなきっかけで人を好きになるのか、「付き合う」や「別れる」といった判断をするとき、何を基準にしているのかがわかれば、恋愛をするときも盲目ならずに済むかもしれません。恋活や婚活をしている方は、参考にしてみてください。