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暗記のコツは覚え方ではなく思い出す回数にある

久しぶりの日記の更新です。

3日に1記事程度の更新を密かに目標にしていますが、ネタがないので更新頻度が落ちています。心理学の勉強をしているので、そこで面白いと思ったことをブログに書こうと考えているのですが、診断基準や歴史の暗記ばかりで、なかなか一般の方に役立ちそうなネタがないのです。



こころ検定2級の申し込み

一昨日、「こころ検定2級」という検定の申し込みをしました。受験資格は規定がなく、誰でも受けられる試験です。これに合格すると、メンタルケア心理士として登録することができ、「こころ検定1級」の受験資格が得られます。この「こころ検定1級」に合格して、メンタルケア心理専門士になることを、僕はとりあえずの目標にしています。

公式のテキストが3冊あるのですが、これを読みました。僕は読むのが遅いほうですが、1週間くらいで読めました。

もちろん、固有名詞や数字はまだ全然記憶していません。内容を理解して、最終的に覚えなければならない全体の量を把握しただけです。40問しかありませんが公式の問題集があったので、これも解きました。そのうえで、この難易度と量なら、2週間もあれば試験対策ができるな、と思ったので、早速ですが検定の申し込みをしました。

効率の良い勉強方法

せっかく勉強をするので、この機会に記憶の効率について考えてみようと思います。

ネットで「暗記」「コツ」と検索して、いろいろな勉強法を読んでいました。Tooda Yuutoという方が書かれたリマインドプッシュ暗記法の記事が個人的に納得できたので、こちらを紹介したいと思います。

リマインドプッシュ暗記法とは

簡単にいうと、「覚えるのは短時間(5秒)で良いので、思い出す回数を増やそう」という内容でした。

僕の場合、教科書を眺めたり、文章を書き写すなどしていても、ほとんど記憶には残りません。実際、こういう単純作業は、続けても頭が疲れないので、あまり頭を使っていないんだと思います。

勉強をしていて疲れるのは、少ないキーワード(数字や名前)から関連情報を思い出すときで、これはすぐに疲れます。スニッカーズを食べたくなります。ですが、確実に暗記しなければならないことがあるときには有効です。その情報を思い出せるかどうか、はっきりするからです。つまり、「たぶん覚えた」とサボれなくなります。

最初は、正確に思い出すことができなかったり、思い出すまで時間がかかったりしますが、忘れてしまった部分はテキストで確認して、もう一度目を閉じて思い出せるか確かめる、という作業を繰り返すうちに、徐々に正確な情報を早く思い出せるようになります。

覚えやすい形に変換する

テキストの文章をそのまま暗記するのは無駄が多いので、必要なキーワードだけを抽出するステップが最初にあります。たとえば、「視神経からの情報は後頭葉で処理される」という内容を覚えたいときは、「視覚」と「後頭葉」をキーワードとして抽出します。「後頭葉」と聞いたときに、「視覚」とすぐ連想できるようになることを目標にします。

僕が薬学部にいたときは、薬の名前は音で覚えていました。たとえば、「セフカペンピボキシル」といった長いカタカナを覚えるときは、文字を視覚で覚えるより、音として脳内で再生したほうが覚えやすい気がします。

また、「運動神経終末からアセチルコリンという神経伝達物質が放出されて、それが骨格筋の受容体に結合する」などの因果関係を覚えるときは、簡略な図を書いて、それを映像で記憶したほうが覚えやすい気がします。

このように、覚えたい内容に合わせてキーワードを選んだり、場合によっては図やゴロなどに変換して、覚えやすい形にします。この工程を、さきほど紹介したブログでは「圧縮」と呼んでいました。あとは、少ないキーワードから全体を思い出す作業を繰り返すだけです。

思い出せなかったものをメモする

正確に思い出せなかったものはメモして、定期的に何度も思い出すようにすることも大切です。すでに完璧に覚えたものと曖昧に覚えているものを、どれも同じ頻度で復習するのは非効率的です。

復習を繰り返すことで、記憶が長期記憶として定着するのは有名な話ですが、このブログでは「忘れそうになる直前」に思い出せるかチェックすることをおすすめしていました。なるほどな、と思いました。

覚えるべき範囲を設定する

ここからは僕のオリジナルというか、学生時代に気づいたことです。

同級生にすごく成績の良い友達がいたのですが、彼は成績が良いだけでなく、勉強時間が僕よりもはるかに少なかったので、いつも羨んでいました。その彼は、たとえばテスト勉強に使える時間が3時間しかないとき、覚える作業には最後の1時間だけを使い、最初の2時間は何を覚えるか決める作業に時間を使っていました。

「自信家だな」と僕も最初は思っていたのですが、自分が全然勉強してなかった範囲からテストが出題されたりする経験を繰り返すうちに、「何を覚えるか決める作業」がいかに大切かを思い知りました。中学くらいまでは覚えるべき内容がはっきりしてましたが、少なくとも僕のいた大学では、「何を覚えれば良いか」が曖昧だったのです。

ですので、これから試験勉強をする方は、事前に過去問に目を通して、「何を覚えれば合格できるのか」をよく研究することから始めるのをおすすめします。

まとめ

今回紹介した暗記方法についてまとめると次のようになります。

  • 覚えることより思い出すことに時間を使う
  • 覚えるべきキーワードを適切に選ぶ
  • 覚えやすい形(図やゴロも可)に変換する
  • 思い出せなかったものはメモして復習する
  • 最初にこれから覚える範囲を慎重に決める

以上です。テスト勉強をする予定がある方は参考にしてみてください。

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このブログの執筆者キカガクです。
平成1年生まれの現役薬剤師。田舎山形の豪雪地帯に在住。現在は小児科クリニックの門前に勤務。メンタルケアに興味があり、心理学周辺を勉強中。SNSで医療や人間関係のヒントを発信しています。
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